コンテナハウス

流行の兆し コンテナハウス

海外ではポピュラーなコンテナハウスです。日本ではまだマイナーかもしれませんが、じわじわとファンが増えつつあります。

 

■コンテナハウスとは
コンテナとは元々は大型船での輸送によく使われている大きな鉄の貨物ボックス。映画などで犯人を追いかけながらコンテナハウスからコンテナハウスへ飛び移るシーンよく見ますよね。アレです!頑丈で、積み重ねても平気。もちろん水漏れの心配もなし。機密性抜群。移動も簡単。広さは7畳ほど。
そんなコンテナの中古品を自分好みのオシャレなデザインに改造して住んじゃおう!というのがコンテナハウス。海外ではポピュラーな住まいのかたちですが最近オリジナリティを求める日本人にも人気急上昇中です。

■価格
中古コンテナ自体は20万円程で手に入ります。これを如何に改造していくかでかかる費用はピンキリです。広いお庭があってポンと置いておき、ひとつの部屋として使用するならそれほど費用はかかりませんが、実際に住むとなるとラインラインである電気ガス水道の設置が必要になってきます。

■固定資産税
よく工事現場などで簡易的に設置してあるようなコンテナハウスは固定資産税が掛かります。

車輪がありけん引できるトレーラーハウスはナンバーが付くので固定資産税ではなく自動車税です。

車体フレームの上に固定されているトレーラーハウスはそれ自体にナンバーが付かないので自動車税も固定資産税も掛かりません。頭(トレーラーヘッド)のみが自動車保険の対象です。

自分で建てた小屋・車庫・物置等の固定資産税の掛かる定義(税務署で確認済み)は、以下のようになってました。

屋根があり、四方が外壁で覆われている場合には固定資産税の対象になります。壁が三方だけなら対象外という事でした。また、ガレージのような作りでも、シャッターが設置してあるならばそれが開いていても四方の壁とみなされます。

ちなみに四方の壁が無い屋根だけのカーポートは固定資産税の対象外です。

■機能
頑丈な鉄の箱。狭い所も傾斜地でもOK!柱や土台を組まずに設置可能なので短期間で竣工できるのも魅力です。極端にいえば、トラックで移動しクレーン車で下ろせば1日で設置可能。機密性が高く防音加工を施してカラオケハウスなどにも利用されています。ただ、熱を通しやすいので夏は暑く冬は寒くなります。
移動が簡単なので、店舗や事務所としても多く利用されています。東日本大震災の時の仮設住宅や児童館として利用されていたのも記憶に新しいですね。船での輸送に使われているだけありサビにも強く、海の家などにも人気です。
積み重ねて2階、3階なんて方もいます。